地杉の家

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地杉の家 地杉の家 地杉の家 地杉の家
竣工時期
2004年12月
用途
住宅
構造規模
木造 2階 129.17㎡
所在地
群馬県前橋市

群馬県産の杉材で造った住宅

群馬県の山間部では植林された杉材が伐採時期を迎えており、その有効利用促進のための補助金制度を活用しての住宅です。
群馬の山を守り、温暖化対策のためにも地元産木材の利用が求められています。
杉はその表情が柔和であり、木目も美しいことから住宅での使用に適しているのでこの住宅では内外部に積極的に使用しました。
外観は群馬県産の木材を表すため県内でかつて多く見られた養蚕農家の形態に範をとりました。赤城山を背景に瓦葺きの切妻屋根が建っています。
内部の間取りも広い土間のある玄関、吹抜けのある居間など木材の見せ場が沢山ある楽しい空間となっています。
吹抜けに並ぶ杉丸太は桐生の梅田地区の山林から切り出されました。
また切り出しにあたっては山で直接選び葉枯らし乾燥のうえ製材し保存された木材であり、梁は下仁田産をはじめとする県内産杉、また床板も杉厚板とした文字通り地杉の家となりました。

春着工予定の「S氏邸」の棟持柱の切出しが行なわれました。
S氏は群馬県産材を使用する意味をよく理解され、
実際に使用する材料の切り出しに立会いたいとのことから今回産地を訪れることになりました。

同邸は群馬県産の杉桧を使用した木造住宅です。
基本工法はセガイ造りのバルコニーを持つ切妻屋根で、棟持ち柱は桐生梅田産の末口250φの丸太を使用します。
桐生梅田地区は杉の良材の産地と知られ、入念に手入れされた山から選ばれた樹齢54年の杉を切り出しました。

5月21日地鎮祭が執り行われいよいよ着工です。

棟を支える杉丸太、昨年秋に桐生の梅田の山から切り出され、葉枯らし後工務店の倉庫で大切に保管されていました。

やはり下仁田の山から切り出され、加工を待つ県産の杉梁

屋根工事、軸組工事が進んでいます。

養蚕農家に範をとったシンプルな構造で居間吹き抜けには棟まで届く丸太柱が立ち並んでいます。