業務方針

企業理念

より良い建築設計を通じて豊かな環境の創造に寄与します。

1.自己研鑽
 建築主に対して最良の建築を提供するため、建築設計・監理の品質向上に不断の努力を尽くします。
2.社会性
 建築が社会的存在であることを重視し、良好な景観環境の形成に意義のある建築設計・監理を心がけます。
3.倫理
 自らの良心により倫理を堅持します。

ことづくりとものづくり

わたしたちは建築主の依頼に基づき、建築の企画から設計、監理、維持管理など全工程にわたり、助言者または代理者として関わっていきます。
蓄積された技術、感性、最新の情報、社会に対する見識を駆使し 建築への提案をいたします。

設計・監理は「ことづくり」、施工を「ものづくり」と位置づけます。
建築主の思いを取りまとめた「ことづくり」の設計図書をきちんと「ものづくり」の施工者に伝達し、完成させる責任を果たします。

建築士事務所は国家免許資格である建築士によって管理された建築設計監理業務を行う組織です。
建築設計監理は建築主の依頼に基づき設計行為を行い、工事の監理を行います。
建築士事務所には設計監理のみを行う「専業建築士事務所」と
建設会社、不動産業者等の一部門として設計監理を行う「兼業建築士事務所」の二つに分けられます。

専業事務所は工事費を受け取る組織には属さないため建築主の立場をより守りやすい立場にいます。
米田横堀建築研究所は適正価格による、適正品質の工事を完成させるため、
施工部門からは独立した立場として、設計・監理の分野で建築に参加している組織です。

1.基本設計

現場の状況をはじめ、敷地を取り巻く環境、家族の様々な希望、予算等々、話合いを通じて具体的な形に絞り込んでいきます。

特に敷地環境は大切です。
敷地の真ん中でじっと目を閉じて耳を澄ます。
建築は大地からのインスピレーションに触発されることが多々あります。
その土地から切り離して考えるわけにはいかないのですから。

自動車でしたら、道路があれば移動するのは当たり前、移動という目的は世界共通です。
しかし、国によって、自動車そのものの仕様はずいぶんと異なります。
建築は、自動車以上に、敷地をはじめ、歴史、文化まで、その環境に多大な影響を受けています。

建築は家族の人生の投影でもあります。
家族の変化という時間軸に対しても十分対応しなくてはなりません。
時間の変化が住宅の使われ方にいかに影響するか、幅広い年齢層のご家族の住宅設計を通じての経験してきました。それを生かします。

さらにコスト分析はバランスの良い住宅のために大切です。
過去の工事の統計値等の資料を基に工事予算を策定します。
ここでは建築本体以外にも、カーテンや外構工事、その他諸雑費まで含め検討することによって正確に出費を予測することによって、資金計画をより確かなものにすることができるのです。

2.実施設計

平面計画や外部デザイン、温熱環境の対応方法など企画で決定した基本コンセプトを技術的に解析し、図面化していく作業です。
話し合った様々な情報を図面という形に整理します。

膨大な量の建築主の希望を、漏れることなく施工者に伝達させるための設計の山場でもあります。
ここでは照明器具や設備機器からドアのハンドルひとつに至るまで周到に打合せを重ねる根気の必要な作業が続きます。
すなわち一棟の住宅でも100枚近くの図面を作成することはざらにあることなのです。
この過程を省くと建築主と施工者の認識の違いによる思わぬトラブルの原因になります。

仕上がった図面は建築主に詳細に報告し、ご承認をいただき、はじめて見積に付されます。
大量な図面や仕様書によって、施工者は安心して見積もり、施工が出来るのです。

3.施工者選定

施工者選定は住宅の出来上がり具合を左右する大変重要な段階です。
企画、設計を通じて完成した設計内容を実現するため最適な施工者を探します。

わたしたちは工事実績や施工組織、経営状況を確認し、複数の施工者に見積を依頼します。
施工候補者は建築主の思いを伝える設計図をもとに詳細な見積を行ないます。

見積受理後は内容を詳細に精査し、建築主、設計者、施工者が予算に照らして最終調整を合意のうえ発注を決定します。
設計図書に基づき詳細に作成された見積書の分析により建築主、施工者双方の納得できる調整が可能です。
このことによって契約後の不要な追加工事の発生を防ぐことが出来るのです。

4.工事監理

施工者が決まるといよいよ着工です。
行政検査はもちろん、工期を通じて進捗状況の把握、施工状況と設計図書との照合、使用材料の規格の確認、大事な工程の立会いなどを現場で行い、工事の進行を見守ります。
建築主にも重要な工程、位置決めや上棟などに、立ち会っていただきます。

使用材料の色彩等も最終決定を行うため、カラーサンプルなどで、建築主に確認していただきます。
お仕事の都合でなかなか現場に来ることが出来ない建築主にはEメール等で進捗状況を報告します。

完成時には建築主立会いのもと、入念にチェックし、お引渡しします。

5.維持管理

建築は引渡しが終了ではなく始まりです。
末永く使っていただきたい思いで設計内容、また使用材料を吟味し、施工にも十分注意を払っています。
しかし使用中に不具合が生じることもあります。
そのため発注時に施工者に6ヶ月、12ヶ月、24ヶ月と無償定期点検を義務付けています。
さらにその後も維持管理のご相談に応じています。
わたしたちにとって最大の喜びは、メンテナンスの折、きれいに大切に使っていただいている住まいを拝見することです。